スネール
2021/11/21 [Sun] その他
先日タマの死について書いた記事の中で、スネールをタニシと勘違いしていた、ということを少し書いたのですが、もうちょっと掘り下げて書こうと思います。
検索して調べてみると、
- スネールと呼ばれるもの(モノアラガイ、サカマキガイなど)は外来種で、ヒメタニシより小さい
- タニシは卵を産まない
- スネールは繁殖力が強く爆発的に増えるが、タニシはそんなに増えない
といったような違いがあるそうです。
タニシは田んぼなどにいる在来種なので、メダカの餌などに混入していて増えるものはほぼ全てスネールではないかと思われます。
そもそも我が家のスネールはタマの餌にするために庭の水場(メダカが少しいる)に自然発生しているものを採取してきただけなので、意識して観察したことがありませんでした。
というか観察する間もなくタマにあっという間に食われて全滅していました。
タマが死ぬ数日前、ほとんど何も食べなくなっていたのでスネールが急速に増えました。そしてタマの死後更に増えたので、やはりタマはスネールを主食にしていたのだなぁ、と気付かされました。
※ザリガニ用の餌は好まず、あまり食べてくれなかったのです
駆除?
スネールについて調べると、駆除方法などについて書かれた記事が多いようです。
メダカなどを飼っている水槽で勝手に増えて景観を悪くする、また増えすぎると水質悪化になる、といったことが理由のようです。
我が家の場合、タマが食べる以外に、水槽掃除をする時に小さいものはどうしてもポンプで吸い上げてしまってゴミと一緒に捨てられていたのと、投げ込み式フィルターに吸い込まれて自爆しているものも多かったです。
タマの貴重な餌なので、私はむしろ減らさないように気を付けて掃除していたのですが、逆に言えば水槽用のポンプで吸い取るだけで駆除できるのではと思います。
さて現在はタマもいなくなりスネール達が悠々自適に暮らしているかと思えば、どうやら今度は新たな移住者、ハイイロゲンゴロウのヨモギに食われているようです。
実際、ヨモギが自分よりも大きいサカマキガイの上に乗って移動しているのを目撃しました。
まるでバイクにでも乗っているような姿でしたが、スネールは必死に逃げていたので恐らくかじられていたのでしょう。
大量発生していた小さいスネールたちも跡形もなく消えてしまったので、ヨモギに食べられたと思われます。
そのため程よく水槽を掃除してくれる程度の数で留まっているのでちょうど良いです。
増えすぎは良くないですが、大きなスネールが数匹水槽内にいると明らかに水槽が汚れるペースが遅くなるので、お掃除屋さんとしてスネールはとても役立っているのが分かります。
今後できればヨモギの仲間を増やしてあげたいので、餌用にこれからもスネールを増やしていくつもりです(放っておくだけですが)。