またも新しい仲間
2021/04/07 [Wed] その他
飼育スケジュールにも記録しましたが、現在カブトムシとオオクワガタの幼虫合わせて、ちょうど60匹います。
カブトムシは残念ながらたくさん死なせてしまって27匹なのですが、オオクワは皆小さいながら想像以上にたくましく育っています。
菌糸瓶だと飼育管理が楽なので、それも死亡率が低い理由かもしれません。
菌糸瓶が足りない
さすがに全てが無事に成虫になるとは思えないのですが、半分羽化したとしても30匹。
どーすんねん、という思いもありつつ、まぁどうにかなるだろう、と楽観的に考えながらゴピ達の菌糸瓶交換をしていたところ、想像以上に生存率が高かった(100%生きていた)ため微妙に菌糸瓶が足りませんでした。
毎度のように菌糸ブロックから自作するつもりでしたが、必要な数はほんの少し(ブロック2個分以内)な上、どうしても少し余ってしまうのです。
ゴピ達はペアリング時期が遅かったので、羽化までにもう一回ぐらい菌糸瓶を交換しなければならない可能性もありますが、気温が上がって早々に羽化してしまうことも考えられ、先が読めません。
マット飼育に切り替える方法もありますが、菌糸瓶飼育から急にマットに移すのもどうなんだろう?という不安が。
※ネットで調べていたところ、羽化直前にマットに移した方が良いと書かれてある記事も見かけたので、いつか試してみたいとは思いますが…
どーしよっかなぁ〜?とオンラインショップを眺めているうちに、
「あぁそうか、余る分、幼虫を買えばええんや」
という、変な結論?に達してしまいました。
ノコギリクワガタがやって来た
たまたま、月夜野きのこ園で、ちょっと珍しい?トクノシマノコギリクワガタの幼虫が売られているのを発見してしまったからです。
産地:天城町、累代:CB、割り出し日:2021年1月の1〜2令幼虫とのこと。
ノコギリクワガタは触ったりしたことはあるものの、飼うのは初めてです。
トクノシマノコギリクワガタの情報はあまり見付けられませんでしたが、虫吉のサイトに詳しく載っていました。
昨年のピクミン達の時と同様、遠い群馬からはるばる、無事に届くだろうかとヒヤヒヤしながら待っていました。
午前指定なのに午前中に来ず、昼過ぎから外出予定があったので、不在配達になってしまったらどうしよう、と焦りました。
それでも何とか出かける前に届き、大急ぎで封を開けると、すぐにプリンカップ上部で元気に動いているのが見えてホッとしました。
どちらも既に2令になっていて菌糸瓶に投入しても大丈夫そうな状態ですが、菌糸ブロックと一緒に注文し、菌糸瓶を作成するのはこれからなので、もう少し待ってもらう必要があります。
送られてきたプリンカップは小さめだったので、ストックの中で一番大きいプリンカップ(300mlぐらい?)にクワガタ用のマットを入れ、そちらに移しました。
命名
毎度ながら長男の命名で、最初はオスっぽい方が「ギルファラ」、卵巣っぽいものが見えてメスっぽい方が「アマーカ」になったのですが、翌日ネットで成虫の写真を見た長男が「赤いからオスの方がアマーカ(甘赤)っぽい」と言って、即日オスっぽい方が「アマーカ」、メスっぽい方が「アマブラ」に改名されました。
「アマーカ」の由来はよく分からないのですが、何となく思い付いた名前だそうです。
私の個人的なこだわりで、国産クワガタが良い!と長男に内緒で注文したのですが、「ニジイロクワガタとも一瞬迷ったんやけどな」と伝えると「ニジイロの方が良かった」と言っていました。
そりゃ小学校低学年の本音からしたら、外国産のデカイやつやら派手なやつに魅力を感じるのだろうなぁ、と思います。
ただただ昭和の人間のこだわりなのですよ。私が子供の頃はそんなん売ってなかった。
でもまぁ、そのうち機会があれば外国産のものも飼ってあげても良いかなぁ、とは思っています。
もちろん、その時には最後まで大切に育てて標本にします。
外国産は死んだからと言って埋めるのも×。潔く生ゴミに出すか標本に。
生態系を壊さない配慮が必要です。
標本作りはとても簡単で、このサイトでもちょこちょこ取り上げているので興味のある方はぜひ参考にご覧ください。
とは言え、改めてトクノシマノコギリクワガタの成虫を見ると、国産の中でもかなり珍しい形態と色なので、無事に予想通りのオスメスで羽化して欲しいと切に願っています。