カブトムシの幼虫が地上に出てくる原因
2020/08/19 [Wed]3.環境
スペース不足
カブトムシの場合、広さより高さの方が重要な模様?
私の場合、昨年は2リットルペットボトルを使用していたので高さは問題なかったと思います。
ただ、高さがあると全ての場所(深さ)でマットの質を均一に保つのはとても難しく、上の方だけ湿っていて中はパサパサに乾燥していたり、逆に底の方に水が溜まって快適な環境は上の方だけだったり、ということも多々起こりうると思われます。
水分補給の頻度はいつもすごく迷うのですが、最近の感覚として2〜3週間に1回ぐらいで十分かな?という気がしています。
ストレス
哀川翔さんの本に「みんな触りすぎ」と書かれてましたが、やはり環境はしっかり整えた上で、可能な限りほったらかし、というのが一番良いようです。
昨年私がやってしまったように、気になってついつい水をやりすぎたり、地上に出てくる度に気にしてマットを弄ったりすると、それがストレスになってうまく羽化できないこともあるかもしれません。
成虫も同様。あまり見ず触らず、というのが一番良いようです。
そう言っていたら主人に「何のために飼っているのか」と突っ込まれましたが、たまにマット交換をする時だけのお楽しみ、と思っています。
子供もそれで理解し、普段は静かにそっと覗くだけ、という飼い方ですが、昔ながらのカブト・クワガタとの関わりを思えば、自由に触って遊ぶ方が子供らしくて楽しいのだろうな…とも思い、なかなか悩ましいところではあります。
4.病気
黒点病
黒点病というのは、その名の通り体に黒い斑点が出てくるらしいです。
我が家のデデデは蛹化前の状態から考えると病気だったとは考えにくいですが、黒点病はカビなどが原因になることもあるようなので、体に斑点が出ていなかったとしても、何かしらの病気にかかっていたということはあり得ます。
クワガタだと「ブヨブヨ病」という、これもその名の通り体がブヨブヨに柔らかくなってしまう病気だそうですが、カブトムシにも同様の症状が起きる場合もあるとか。
カブトムシ・クワガタに関する研究報告はとても少なく、病気などに関する情報もほとんど見かけません。
今後はカブト・クワガタ共に幼虫が増えていきそうなので、あまり負担をかけすぎない範囲で、完全変態についてもっと観察していきたいと思っています。