クワガタの思い出
2020/08/28 [Fri] ヒラタクワガタ コクワガタ
ABOUTに、子供の頃ヒラタクワガタとコクワガタを飼っていたと書きましたが、その思い出について少し書きます。
飼っていたのは多分私が幼稚園の年長ぐらいか、小学校低学年の頃。
当時中学生か高校生の兄がヒラタクワガタのペアを欲しがってペットショップで買ってきました。
今になって思えば、その年で昆虫なんかを欲しがるというのは、なかなか純真ですね😆
兄は立派なおっさんになった今もグッピーなど飼っていたりするので、子供の頃にハマったものは一生記憶に残るのだなぁ、と痛感させられます。
越冬した?
よく覚えていないのですが、ヒラタクワガタはまあまあ大きめで、成虫は割と長生きしたような記憶があります。
ただ、子供の時間感覚だと一夏が一年ぐらいの感じなので、実際は一年も経たずに死んだかもしれません。
死
死んだ時のことはよく覚えています。
当時情報も少なくて、特に深く考えずに家の庭でたまたま捕まえたコクワガタのメス(クワ子)を同じケースに入れたところ、ヒラタクワガタのオス(クワ夫)と激しく喧嘩し、そんなことが何日か続いたある日、クワ夫とクワ子が互いに向かい合って戦っている姿勢のまま、どちらも死んでいました。
時間の前後関係は忘れましたが、ヒラタクワガタのメス、クワ美は卵を産んで間もなく死にました。
幼虫の飼育
幼虫のこともよく覚えています。
当然インターネットなんて全然普及していない時代なので、恐らく兄が本か何かで育て方を調べたのでしょう。
昆虫の情報や飼い方について書かれている小型で分厚い本がいろいろあったのを覚えています。
玄関に並んでいたジャム瓶
ジャムの瓶にマットを入れ、そこに一匹ずつ幼虫を入れたものが玄関の靴箱の下の隙間にズラっと並べられていました。今思えばよくそんなにジャム瓶を集めたものだと感心します。
何日かに一回霧吹きをしながら管理していましたが、たくさんいた幼虫たちは一匹も羽化することなく、いつの間にか全滅していました。
その辺りはよく覚えていないのですが、恐らく部活などで毎日忙しい兄はあまり世話をせず、昆虫に全く興味のない母が仕方なく適当に世話をして、
- 霧吹きをやり過ぎた
- もしくは全然霧吹きせず土がパサパサに乾いてしまった
- マットを一度も交換せず餌がなくなった
そんな感じの理由で死んでしまったのでしょう。
昆虫のお世話
今年これだけ幼虫が増えて、来年たくさん羽化したらどうしよう?という懸念があるのですが、長男の友達などに気軽にあげるというのも若干気が引けます。
やはり普通のお母さんなら、カブトムシでもクワガタでもゴキブリと大差ないと感じる人の方が多いと思われるからです。
子供が自分で世話をするのはハードルが高い
低学年の子供は一瞬見て喜んでそれで満足するだけで、自ら世話をすることもないので、結局はお母さんが嫌々世話をする羽目になり、私の母のようによく分からないまま適当に世話をして死なせてしまう、ということになります。
それはそれで別に良いと思うのですが、かわいがって育ててきた子たちが、あまり歓迎されずに適当な扱いをされて早々に死んでしまう、というのはやはり悲しいです。
誰かもらってくれるなら大歓迎
売って商売にしようという気もないので、元々オオクワを安価で譲ってくださった方に寄付して売ってもらうか、他に寄付できるような所があればお譲りするか…。
つい先日ナニコレ珍百景でオオクワガタを福島に寄付している方が出ていましたが、そんな大量でなくとも、何か役に立てることがないかなぁ、などと思う今日この頃です。
まぁ、大量にいる幼虫たちのうち、どの程度が来春以降に無事に羽化するか分からないので現時点では単なる妄想でしかないのですが。