ザリ死亡…

2020/08/21 [Fri] 甲殻類 標本

ザリガニの標本

何と不慮の事故で★ザリが死亡…。

用事があって朝からバタバタしていて、ほんの少しの間長女(3歳)を部屋で待たせていたら、泣きながら「★ザリが部屋の中歩いてる」と言いにきました。

確認しに行くと、確かに部屋のど真ん中にいました。

朝起きてすぐに見た時は水槽の中にいたはずなので、数十分か一時間程度?の間に脱走したようです。

昨晩もちょうど餌をあげるために蓋を開けた時に脱走しようとして「アカンで!」と言いながら蓋を軽く閉じたら水の中に落ちて笑っていたのですが、それで味を占めたのか再び脱走してしまった模様。

すぐに捕まえて水槽に戻したのですが、水に入れた時の体勢のままじっとして動かず、ずっと口元に気泡が付いていました。

死因は転落による衝撃?

1時間ほど後に見ると別の場所に移動していたので「良かった!無事だった!」と思ったのですが、それが最後の一踏ん張りだったようで、更に1時間ほど経ってから見るとその場所で完全に固まってしまっていました…。

★ザリは二度目の脱走でしたが、前回はまだ稚ザリの頃、脱走した瞬間に気付いてすぐに水槽に戻したので無事でした。

今回はたまたまいつも蓋を止めている養生テープが取れかけていて、餌投入口の隙間から脱走してしまったようです。

そのままダイニングテーブルの上にいれば良かったのですが、下にいたということは落ちてしまったと考えられるので、死因は地上にしばらくいたことよりも、転落した時の衝撃ではないかと思われます。

が、そういえば前の晩すごい物音がしてゴーレムが誰かが飛んで暴れたのか?と様子を見に行ったのですが、もしやあの時に脱走した?
だとすると半日近く地上にいたことになるので、さすがにそれは厳しかっただろうと思われます。

かわいそうなことをしてしまいましたが、毎日のように脱走を試みていた★ザリ、最後に外の世界を見られて満足したかな?

★ザリの死骸をどうするか

臭いとの戦い

タマに食べさせるか?とか冗談で言っていたのですが、流石にそれは…という気がするし、エビみたいなもんなので庭に埋めたらあっという間に臭くなって猫が食べに来そうやな…と。

かと言って生ゴミで捨てるのは忍びないので、樹脂標本にしてみようかと思っています。

翌日、★ザリをエタノール水に浸けてしばらく冷蔵庫に入れていましたが、出してみるとエビ臭い…。

最悪、失敗して捨てることも覚悟しつつ、洗剤で洗ってみたり、ほたてパウダー(高アルカリ性洗浄剤)に少し浸けたりしてみましたが、簡単に臭いは取れそうにありませんでした。

普段の食用のエビやカニの殻などのゴミのことを考えると、日数が経てば経つほど臭くなることは明白です。

水生生物の標本作りはなかなか大変

一般的には甲殻類の標本を作るには、一度殻を剥がして肉や内臓を取り出し、殻だけを乾燥させてから再度組み立て直す、というのが正しいようです。
うーん…めんどい…(爆)

結局アルコールスプレーした後、食品用のプラスチック容器の中で形を整えて、ジップ袋に入れて冷凍庫に入れることにしました。

冷凍庫に入れても臭いが酷く他の食品に移る、と書かれているサイトなどもありましたが、普段の食用のエビなどのことを思えば、ちゃんと袋に入っていてある程度密閉されていればそんなに影響はないのではと。

どうしても臭くなるなら庫内を掃除すれば良いのだし、そもそも他の食品は使っていく訳だからずっと一緒に入れているわけでもありません。
せいぜいカブクワ用の保冷剤とかアイス枕とかが影響を受ける程度でしょうか?

一日経って確認すると無臭だったので、多分大丈夫な気がします。

このまましばらく冷凍して乾燥させてからレジンで固めていこうと思います。上手くいくかな?

一方タマは

元々仲が悪かった

★ザリが死んでしまったので、水槽を分けていた仕切りを取り外しました。

★ザリもタマもメスですが、最初にもらった時からとにかく仲が悪く、一緒に入れていたら間違いなく共食いしてすぐに死んでいたと思われます。

稚ザリの頃は仕切りの隙間をすり抜けてしまうことがあり、同じ空間にいるとすぐに激しく喧嘩し始めるので大変でした。

割と最近にも、いつの間にか★ザリの触覚が片方なくなっているのに気付いたのですが、夜中にふと見ると仕切り越しに★ザリとタマが激しく喧嘩していたので、仕切りの隙間の穴から出ていた触覚をタマが食べてしまったのだと思われます。

次に脱皮したら治るだろうか?とか思っていたのですが、それ以前に死んでしまうとは…。

広くなって大喜び

で、いざ空間が広くなったタマ、
え⁈マジ⁈とでも言わんばかりに明らかに喜ぶそぶりを見せ、嬉々として★ザリが普段いた場所を確認し、その後ずっと★ザリがいた側に居座っています。

元々★ザリの方が投げ込み式フィルターロカボーイ)のサイズが大きく、その分酸素量も多いと思われるので、より快適な環境だったのかもしれません。

ザリガニに縄張りの習性があるのかどうかは分からず、タマが実際★ザリがいなくなったことで「乗っ取ってやった」という理由でそこにいるのか、単に環境が良いからそちらに移ったのか、どちらかは分かりませんが、どうにも太々しいなぁ、と苦笑してしまいます。

/ /

ABOUT

QUEEN DESIGNINGの裏サイトとして趣味で運営しています。家で飼っているカブト・クワガタ達の飼育記録から、ペアリングや飼育に関して調べたこと、試行してみたことなどを記録しています。

ブリカ

JawsGeorge甲虫研究所

QUEEN DESIGNING

甲虫飼育スケジュール

サイト内検索

関連記事

[甲殻類 標本] の他の記事