2月の菌糸瓶交換

2021/02/24 [Wed] オオクワ幼虫

前回、冬の菌糸瓶交換について書きました。

食痕がかなり広がっているのでどうするか迷ったものの、とりあえず準備をしておこう、と菌床を注文し、菌糸瓶を作成しました。

今回も長男(小1)に手伝わせました
2日ほど慣らしで部屋に置いていたらキノコが生えた
前回少なめだったが今回は上の方まで詰めすぎてしまった
きれいにできたが、フィルターの跡が付いた

今回はオオヒラタケ系の菌糸ブロックで、うまくできるかなー?と少し心配でしたが、前回(カワラタケ)よりもきれいにできました!

前回、瓶に詰める量が少なめだったので、しっかり詰めよう!とグラム数を測りながら入れていくと思ったよりも入らず「少なすぎないか?」と詰めすぎた結果、瓶のフチぎりぎりまで入れてしまいました。

菌糸ブロック3個(約3500cc)で菌糸瓶(1100cc)9本分、少しだけ余ってしまいましたが、まあ程よい詰め具合だったかと思います。

準備しておいて正解だった

1週間ほどで菌糸ビンが完成したので幼虫の様子を見に行くと、思ったより食痕でいっぱいになっているものは少なめでした。

ただ、よく見ると12月に菌糸瓶に移したゴピの一部の瓶に青カビが!!
先週見た時にはなかったと思うので、異様に暖かかったこの数日で出てきたのだと思われます。気付いて良かった!

自作菌糸瓶の作り方が悪かったのかと思いましたが、購入した菌糸瓶にも生えていたので、保管状態の問題でしょう。
カブトムシの幼虫と同じ場所に置いてあるので、水分補給をする時に水がかかってしまって、そこから雑菌が発生したのかもしれません。

カブトムシの瓶がコバエだらけなので、つい無精してコバエ脱出防止の洗濯ネットをかぶせたまま霧吹きしたりしていたのですが、やっぱり無精はダメですね…。

いざ交換

この日の外気温は最高16℃ぐらいあり、室内は25℃以上ありました。したがって気温の問題は全くありません。

青カビが生えていた瓶のゴピ5匹、食痕がまあまあ広がっているメカ4匹の瓶を交換しました。
青カビの方はまだカチカチで、ほとんど食べられていないような状態だったので幸いなことに幼虫は全て無事でした!

ゴピ1だけ9gと小さめでしたが、他は14〜16g、20gに達しているものもいました(記録忘れ…)。

また、メカの方は平均22gぐらいあり、大きくはないもののハリがあって元気に育っているのが分かりました。一安心。
菌糸はほとんど残っておらずパサパサでした。こちらも替えて良かった。

潜りにくそう
糞をした瞬間…
体重は全体的には軽め?

ただ、前述のように今回は瓶の上の方ギリギリまで菌糸を詰めてしまったので、幼虫が落ちないかヒヤヒヤしながらの作業で、予定よりもだいぶ時間がかかってしまいました。

潜っている途中で顔を出してしまうものをフタなどでガードしたり、頭を穴の方に向け直してやったりしていましたが、成虫は温厚なオオクワガタ幼虫はやたらと凶暴で油断すると噛まれそうでした…。
まぁ元気で何よりです。

食べながら掘り進むのか、ものすごい量の糞をしながら潜っていきました。
糞の仕方もカブトムシとは違っていて、水分と一緒に糞が出てきました。水分だけの時もあり、壁などに飛び散って焦りました…。

調べてみると、菌糸瓶交換する時にびっくりして(?)このようにおしっこのような水分を飛ばすことがあるみたいです。

今回交換していない分は、まだ食痕もそんなに広がっていないものの、菌糸ブロックをずっと放置しておくわけにもいかないので、とりあえず第二陣の準備だけしてあります。

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