生存確認
2020/11/25 [Wed] オオクワ幼虫
約1ヶ月+1週間前に割り出したオオクワ幼虫のゴピ達、プリンカップからカリカリかじる音が聞こえたり、地上まで出てきて蓋に張り付いている個体が見られるようになりました。
菌糸ビンを何本用意すれば良いかチェックするために、マット交換しながら生存確認&成長具合を確認しました。
思った以上に成長していた
今月は寒くなったり暑くなったり変な気候だったので、あまり成長していないのではないか、と予想していました。
蓋の方まで出てきていた幼虫はどれも大体2令になったばかりぐらいの大きさだったからです。
が、実際に出してみると、3分の1ぐらいが3令になっていました。
脱走した幼虫
ゴピは全部で27匹いましたが、うち2匹(7と14)は発見できず、また卵で割り出したゴピ26は残念ながら孵化していませんでした。
熟度の低いパサパサしたクワガタ用マットを使ったので乾燥しやすく、水分量が足りなかったのかもしれません。卵はもう少し熟度の高いマットにすべきでした。
発見できなかった2匹はその後ちゃんと捜索していませんが、1匹は思い当たる節がありました。
プリンカップに移して数日経った頃に、なぜかカブト幼虫が入っている方の洗濯ネットにオオクワ幼虫の死骸が貼り付いているのを発見したのです。
恐らくプリンカップから脱走したのでしょう。
カップは食い破られていなかったのですが、蓋を持ち上げて出たのだと思われます。
それにしても、オオクワ幼虫とカブト幼虫は少し離れたところに置いてあるので、けっこうな距離を移動していました。
土もないのに、幼虫ってこんなに動けるのか、とただただ感心。
いざ、菌糸ビンを準備!
もう菌糸ビンに移しても大丈夫だろう、という個体をチェックしていったところ、大半がもうOKな状態でした。
4匹ほど小さい個体がいましたが、明らかに他と比べて成長ペースが遅すぎるのでちょっと危ないかもしれません。
ともかく、死んだ3匹+約4匹分を除き、20本ほどの菌糸ビンが必要です。
さあ買おう!と思ったところ…
菌糸ビンが全然売られてない!!
シーズンオフだからでしょうか、元々の生産数が少ないのか、様々な昆虫グッズ通販サイトを探しても、欠品ばかりでした。
これは困った。
やっぱりもう少し早い時期にペアリングするか、1年待つべきだったか…
そんなことを思いつつ、ふと菌床ブロックの方を確認してみると、特に欠品の表記はなく、普通にたくさん注文することも可能そうでした。
きのこは一年中売られてますもんね。
約3,500gのブロックひとつで、1,100mlのボトル3本分ぐらいの菌糸ビンが作れる計算です。
ボトルはたくさん余っているので、それならかなり割安!!
何や、最初からそうしとけば良かったわ!と少し後悔しつつ、かなり大きめの3令も何匹かいたため、早めに投入できるよう在庫の少ない菌糸ビンも少しだけ買いました。
菌糸ビンの作り方も各所で丁寧に解説されているので簡単にできそう。
利用したことのないショップも多いのですが、自身の備忘録として書いておきました。
今は各昆虫ショップが飼育方法などの記事をマメにアップしてくれているので本当に助かります!
菌糸ビンの詰め替えレポートはまた後日。