冬の菌糸ビン交換など

2021/02/07 [Sun] オオクワ幼虫 カブト幼虫

まだ二月だというのに、日中の気温が15℃近くもあり、春のような陽気の日が見られるようになってきました。

それでも週明けにはまた寒くなるとの予報で、まさに三寒四温です。

コバエ大量発生

嫌な予感がして(空き部屋に置いてあって放ったらかしの)カブト幼虫達の様子を見に行くと、案の定コバエが大量発生していました。

つい先日書いた通り、洗濯ネットに入れて中にコバエ取りを入れてあるので幸い外には出ていませんが、黄色いハエ取りシートにビッシリとコバエが付いていて、更に中でも飛んでいるのが見えます。

幼虫自体はほとんど活動していないようでマットは全然減っていないので、取り急ぎベランダに出して霧吹きしながらコバエを追い払い、新しいコバエ取りに替えました。

マット表面にコバエの幼虫がたくさん蠢いているものもあり、翌日見るとまだたくさんネット内にコバエがいました。

幼虫は活動していないのでマットを替えるにはまだ早く、どうにもしようがありません。春先まで放置です。

菌糸ビンの様子

キノコだらけの菌糸ビン

菌糸ビンは冬の間、定期的にキノコを取り除いていたぐらいで、あまり動きは見られなかったので生きてるのか死んでるのかすら分からないものが大半だったのですが、カブトのコバエ退治ついでに確認すると、食痕がかなり拡がっているビンが多く見られる状況になっていました。

特に9月初旬に菌糸瓶に移したメカ達はもう5ヶ月経つので、そろそろ限界のような気がします。

検索すると

  • 冬でも食痕が目立つなら餌不足になるので菌糸瓶を交換した方が良い
  • 冬も菌糸瓶を交換しろというのは昆虫ショップの策略だから気にせず春先まで待つべき
  • 気温が低い中での菌糸瓶交換は幼虫への負担が大きいのでやめた方が良い

といった意見が見られ、何を信じれば良いのか?悩ましいところですが、今回もまた菌糸瓶を自作するつもりにしていたので、菌床ブロックを取り急ぎ注文しました。

菌床ブロックを買ってから菌糸瓶が完成するまでに1週間以上かかることを考えれば、早くても2月後半になるので、気温が高い日を選んで交換すれば、そんなに問題にはならないだろう、との考えです。

食痕が拡がっているものの大半は、写真のように幼虫が瓶の上の方に来ています。
以前ピクミン2の菌糸ビン交換をした時も同様で、下の方はパサパサになっていて菌糸がほとんど残っていませんでした。
それと同じ状態になっていると思われます。

一方、全く食痕が見られないものは死んでいるのか?分かりません。
メカ3匹、ピクミン2がその状態ですが、これは春まで放置します。

カビ?が生えている菌糸ビン

一方、ペアリング時期がずれて12月に菌糸瓶に移されたゴピ達、タイミング悪く菌糸瓶が品薄でカワラタケの菌糸瓶しか買えませんでした。

これらはなぜかキノコが全然生えてこないのですが、1ヶ月ほど経った頃から写真のように表面が黒っぽくなっていました。

幼虫を投入する時に混入してしまったマットや糞だろうと思ってあまり気にせず様子を見ていましたが、その後中まで侵食されるようなことはなかったものの、今日見ると表面にダニ?のようなものが発生していました。

これらゴピ達は投入してからまだ2ヶ月ほどで、ほぼ活動はしていなかったと思われ、食痕はほとんど見られないので、表面だけ削ることにしました。

表面の被膜だけ削った

穴の中を取り除くのは無理でしたが、表面の端の方を少し削ると、シールを剥がすように簡単に取り除くことができました。

剥がしたらまた菌糸が再生するんでしょうか?

ちなみに自作した菌糸瓶は、表面だけは結局菌糸が発生しなかったのですが、中は良い感じにその後も菌糸が成長してくれました。

投入後しばらくは真冬ということもあり、全く動きがなかったのですが、今見ると一部の瓶では幼虫が大きく育っているのが分かります。
(写真では見えませんが、奥に立派な幼虫の姿が見えました)

自作の菌糸瓶で幼虫がよく育っているのを見ると、何だか自分が作った料理を美味しく食べてくれたような、そんな嬉しい気持ちになります(笑)

次に作る菌糸瓶には、今メカ達が入っているのと同じオオヒラタケ系の菌糸ブロックを購入しました。
果たして今回もうまく作れるでしょうか?

冬でもうまく菌糸を発生させることができるかどうか?
また、前回表面にうまく菌糸が発生しなかったのは、フタなどを除菌した際のアルコールが残っていたためではないかと思うので、その点にも気を付けてトライしてみたいと思います。

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