菌糸瓶移し替え

2020/09/20 [Sun] オオクワ幼虫

3令のオオクワガタ幼虫

月夜野きのこ園で購入したオオクワガタの幼虫2匹、ピクミン1とピクミン2の菌糸瓶移し替えのタイミングに迷っていましたが、ピクミン2の食痕が目立ってきて餌不足になってきていると思われたため、シルバーウィーク中に交換することにしました。

常温に慣らすため、前日に野菜室から菌糸ビンを出しておきました。

強い!!

まず食痕が目立つピクミン2から移動。

昆虫専門店各所で売られている割り出し専用のスコップを使って掘っていきます。これ確かに使いやすいんですが、ちょっとお高いんですよね…。

硬い菌糸でもスムーズに掘り進めることができましたが、3令の幼虫を乗せるには小さすぎるので別途スプーンを用意する必要があります。
1令〜小さめの2令ぐらいなら乗ると思いますが。

元々幼虫の移動用に作られているものではないので仕方がないですが、100均で売っているような大きめの食事用のスプーンでも十分かな、という気がします。

すぐに発見
3令のオオクワガタ幼虫

ピクミン2は半分も掘らないうちに、すぐ見付かりました。
下の方はパサパサになっていて菌糸はほとんど残っておらず、食べ尽くしてしまったようでした。

すごく立派に育っていて、新しい菌糸瓶に乗せてやると元気にウネウネ動き回っています。

落ちてしまいそうでヒヤヒヤしながら蓋でガードをしようとすると、ものすごい力で大アゴを使って蓋を押し返してきました。

ピクミン2は初めて菌糸瓶に移した時、なかなか潜らず手間がかかったので今回もそうだろうか、と少し覚悟したのも束の間、すぐに穴の方に頭を入れ、あっという間に潜っていきました。

菌に負けたピクミン1

菌に負けたオオクワガタの幼虫
死亡写真はややグロ画像のため菌糸瓶の写真にしてあります。クリックで表示します。

一方、全く食痕が見えないピクミン1、掘ってみたら中はしっかり食べられていた、という結果を予想していたのですが、上の方は菌糸がしっかり残っていて硬いままでした。

底の方まで掘り進めていくと、ようやくパサパサした菌床が出てきましたが、それと同時に、青カビが生えて死んでしまっているピクミン1を発見しました。

ピクミン1は2令になったばかりぐらいの時期に菌糸瓶に入れたため、菌に負けてしまったのだと思われます。

ちなみにピクミン2も同時に購入しましたが、少し大きめで2令の中頃ぐらいの大きさでした。

ただ、ピクミン1も意外に大きく育っており3令になっていました。
幼虫が菌に負けて死ぬというのは、入れてすぐに死んでしまうイメージだったのですが、1ヶ月ぐらいは生きていたのだろうか、という印象です。

菌糸瓶の写真に死亡写真のリンクを貼ってありますが、よく見るとお尻の辺りに脱皮した皮のようなものがあるようにも見え、もしかすると脱皮失敗が死亡原因だったのかもしれません。

菌糸ブロックは意外に柔らかかった

食痕が目立つ菌糸瓶

上に書いた、割り出し専用のスコップを使ったおかげなのかもしれませんが(衝動買いしてしまったので、そう思いたい😅)菌糸瓶を掘る作業は思っていたよりも簡単でした。

特にピクミン2のように食痕が表面に見え始めている状態だと中はかなり食い荒らされて柔らかくなっており、菌糸が残っている部分もスポンジのような状態になっていました。

最初に菌糸瓶に移してから約2ヶ月ですが、既にほとんど食い尽くした状態だったので、やはり交換の目安は2〜3ヶ月程度なのだなぁ、と実感しました。

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