甲殻類の仲間が増えた
2021/09/28 [Tue] 甲殻類
また家族が増えました。
オカヤドカリの「ギザミ」と「ザザミ」です。
たまたま昨日近所のホームセンターに息子と一緒に行ったら売られているのを見付けて、値段も安いので
「自分のお小遣いで買うし、ちゃんと世話するから飼いたい!」
と言われ、じゃあ飼い方とか生態をよく調べておくから、それで飼えそうなら良いよ、と答えました。
まぁ生き物たちがこれだけ増えてくるとヤドカリが2匹増えたところでカブトやクワガタ が増えるのと同じようなもので、なるほど、こうやって昆虫や爬虫類などを飼う人たちは多くの種類に手を出すようになるのだなぁ、と妙に納得してしまいました。
ちなみにブログのカテゴリを無駄に増やすのもアレなので「ザリガニ」カテゴリが「甲殻類」に変わりました。タマごめん(笑)
天然記念物
ヤドカリの平均寿命が10年、長いと20年以上生きることもある、というのにも驚いたのですが、それ以上に、こんなに安価で叩き売りされてるのに天然記念物、ということにむしろ驚愕しました。
好きな柄の貝殻に引越しさせて楽しんだり、ケース内のレイアウトを楽しんだり、という飼い方があるというのは確かに昔から知っていました。
あまり気軽に外出できない昨今、ジオラマみたいに楽しもう、というのがブームなのでしょうか。
オカヤドカリについて調べると「簡単に飼える!」と書かれている記事が多いのですが、よくよく調べていくとそんなに簡単でもないようで。
ザリガニと同じく、脱皮に失敗して死んでしまったり、水分やミネラル不足で死んでしまうことも多いようです。
しかもオスメスの判別はよく分かっていないようで、更に卵を産ませて成体まで育てるのはかなり難易度が高く、個人で繁殖させるのは難しそうです。
飼い方
私もまだ飼い始めたばかりでよく分かっていませんが、調べたり、ザリガニ飼育の経験から想定したことは以下の通りです。
私は近年昆虫とザリガニの世話に没頭してきたのでこの程度は想定内でイメージ通りでしたが、普通の人にはなかなか「簡単!」とは言えないような気がします。
そもそも生き物を飼うのに気軽に「簡単」とか言うのはあまりよろしくないですよね。
- 広めの飼育ケースに砂、飲み水少量、海水少量、餌皿、隠れ家、引っ越し用の貝を入れる。
- 海の生き物だからと海水に放り込んだらダメ。溺れてしまうらしい(調べる前は、ザリガニみたいにエアレーションして水中で飼う方が良いのかな?とか思ってました)。
- 餌はザリガニ用と同じもので良さそう。ただポップコーン(穀物)を好むらしい。
- 乾燥に弱いのでこまめに霧吹きでケース内に水分補給をすること。
- 寒さにも弱いので冬など18度以下になる場合はヒーターを設置すること。
- 水飲み場の水(真水と海水両方)はこまめに交換すること。
- 砂は最低でも1ヶ月に1回ぐらいは洗って天日干しすること。
ぐらいでしょうか。
タマは100均で買った湯呑みの隠れ家が大のお気に入りなので、同様のものを買ってケース内に設置したら、やはりすぐにそれぞれ別の湯呑みに入っていきました。
ちなみにケースは余っていたコバシャの中ケースを使ったのですが、喧嘩をするようなら仕切りをして、もう少し大きくなればコバシャの大にしても良いかなぁ?と思ったりしています。
コバシャだと軽いし保湿性も高いので水槽より良いのではないかと。
買ったもの、買おうと思っているもの
前述のようにケースは余っていたコバシャを使い、餌はとりあえずタマのために買ってあるザリガニの餌でしばらく様子を見ることにしました。
新たに買ったものは以下です。
※水飲み場に真水用・海水用と書いていますが、この商品がそれぞれ真水、海水専用というわけではありません。
真水用に使っているものはタンクに水を溜めておけるタイプなので、海水を入れると手入れが大変かな、と思ったのでこちらは真水用にしました。
これから買おうと思っているのは以下。
- 生ポップコーン(人間用。自分で作る方が新鮮かつ安上がりかと)
- ココナッツウォーター(消臭効果?一度試しに)
- 砂(交換用予備)
- コバシャ(砂を掃除する時に移動させる用。在庫がもうないので)
- ピタリ適温プラス(冬用)
ポップコーンは生の粒からフライパンで作って、それにザリガニの餌を粉砕したものをまぶしてあげようかな?と思っています。
別々に味付けしたら人間用も一緒に作れて一石二鳥!(笑)
今後の2匹の成長が楽しみです‼︎