甲虫生活
2020/08/06 [Thu] オオクワガタ カブトムシ
また新しくカブトムシのオスをもらいました。新しいオスの名前は「ブッパ」になりました。甲虫たちの紹介ページにも書いていますが、長女が昔「クッパ」のことをこう呼んでいたからです。
今まで来た新入り達は皆そうでしたが、最初は新しい環境に警戒するらしく、様子を見ると動きを止めて固まっていました。
皆1週間ほどすると環境に慣れて本性が分かってくるので、ブッパはまだまだこれからです。
甲虫ファーストな暮らし
最初にオオクワガタのメタナイトとカービィを飼い始めてから一年ちょっと。
長男が「昆虫博士になる!」と張り切っていることもあり、最近はかなり甲虫中心の生活になってきていると感じます。
元々私自身が割と暑がりなのでクーラーの設定温度は低めで、室温が常に25度前後で保たれるようにした上で、それでも甲虫たちには暑いだろうと思うので、ホームセンターで買ってきたミニサイズのスノコに簡単に脚を付け、その下に保冷剤を入れて、ケースの下が少し冷える状態に。
それだけでは間接的で心持ち冷えるかな、という程度なので、8月に入って猛暑が続くようになってからは、飲むヨーグルトが入っている小さいペットボトルに水を入れて凍らせ、それをケース内に直接入れています。
最適な気温は?
凍らせたペットボトルを入れるようになってから、日中よく地上に出てきて徘徊していたカービィもあまり出て来なくなり、皆ペットボトルの近くで潜っているので快適なようです。今年は特に暑いので、日中も水分を求めて出てきてしまうのかもしれません。
私が子供の頃住んでいた地域では夏になると普通にカブトやクワガタを家の庭で見かけたものですが、山間部ということもあり夜間の気温は夏でも大体20度前後でした。多分甲虫にはそれぐらいの温度が一番快適なのではと思います。
ただ温暖化が進む昨今、甲虫たちもそれに合わせて進化しているのか、昨年はメタナイトもカービィも気温が20度を切ると活動がやや鈍っていた覚えがあります。甲虫もいろいろと奥が深いです。
研究したいこと
この夏は長男の理科展という口実でいろいろ甲虫に関する研究などをしているのですが、私自身いろいろとやってみたいこと、調べたいことがあります。
- カブトとオオクワの幼虫達をいろんな飼育条件で育てて違いを見てみたい(マットと菌糸瓶、マットやボトルの違いなどなど)
- 大阪産のオオクワガタと群馬産のオオクワガタ(ピクミン1とピクミン2)で何か違いはあるのか?無事にペアリングできるのか?
- カブトムシは小さいメスからは小さい成虫が生まれる可能性が高いらしいので、小さいワドルディの子たちは本当に小さく羽化するのか?生まれた中で一番小さいメスに出産させたら、更に小さい子が生まれるのか?
子供の研究のためにも、図書館でいろいろと本を借りて読んでいたのですが、この本はとても面白かったです↓
前述の「小さいメスからは小さい個体が生まれる」というのはこの本に書かれてありました。
カブトやクワガタに関しては、まだまだ未知のことも多く、研究者も少ないようなので、長男も本気でその道を目指すなら希望があるなぁ、などと思ったりします。
何にせよ、せっかくたくさんの甲虫たちが家にいるので、大人になっても忘れないような体験をいろいろとさせてあげたいものです。