ゴーレム死す
2022/09/07 [Wed] オオクワガタ
2年前に我が家にやって来たオオクワガタ♂のゴーレムがとうとう死んでしまいました…。
我が家に最初にやってきた4匹のオオクワガタのうち、最後まで生き残っていた子でした。
今我が家にいるオオクワガタの半分はこのゴーレムと出産直後に死んでしまったピグリンの子で、今年も元気いっぱいだったので今年も越冬してくれるかな、と期待していました。
最近は上の写真のように、お気に入りの木製の餌皿をテーブルのようにして「エサまだかー?」とでも言いたげな様子でまったりしていることが多かったので、その様子が本当にかわいくてたまらなかったのです。
死の前兆なし?
これまで見送ってきた他のクワガタ達と同様、死の前兆みたいなものは全くなかったです。
変化と言えば、エサの好みが少し変わって数週間前にたまたま与えた黒糖ゼリーをやたら気に入ってあっという間に食べてしまい、いつもより食欲が増していたことぐらいです。
少し前までは高栄養、高タンパクのプロゼリーやバイオゼリーを好んで食べていましたが「歳取ったらあっさりしたもんの方がええわ」ということなんでしょうか…。
また、冒頭の写真のように木に掴まってボーッとしているというのは、昨年死んだメタナイトも死の数週間前からしていました。
つまり「地上に出ている」ということですが、いつも出ているわけでもないので、たまに見かけて「かわいいなぁ」で済んでいたわけです。
クワガタの死の前兆として、これまで見てきた経験から言えるのは「いつもと違う行動をする」ことぐらいです。
メタナイト同様に昨年死んだカービィは元々地上が好きな子でしたが、死の数週間前は逆に潜って出てこなくなりました。
損傷なし
これまで死んだ全てのクワガタ達もそうでしたが、ゴーレムも附節はひとつも欠けておらず、体もしっかりしていて本当にきれいな状態です。
餌を交換していた長男が発見したのですが、マットに潜った状態でひっくり返っていて、2日ほど前に交換したエサも半分くらい減っていて、最初はどうせ死んだフリやろ、と思いました。
カブトムシは死んでしまう頃には大体頭がグラグラになっていて、死後は少し持っただけで頭や脚が取れてしまったりするのですが。
この頑丈さゆえに、クワガタは2〜3年、それ以上生きるのだなぁ、と感じました。
しかし結局今のところ我が家のクワガタの最大寿命は2年です。特にストレスを与えるようなことはしていないし、ペアリングもさせているので仕方ないかな、とは思うのですが、せめてもう1年ぐらいは生きてくれないものか…?と感じます。
メタナイト・カービィ とゴーレム・ピグリンが遺した子達が今年しっかり孫を産んでくれたので、今年〜来年、また大切に育てていきたいと思います。