産後の行動
2020/09/27 [Sun] オオクワガタ8月末にゴーレムとペアリングさせて産卵セットに入れたピグリンを通常の飼育ケースに移しました。
約1ヶ月、産卵木もしっかり齧られているので間違いなく卵は産み付けられていると思われます。
産卵行動
ピグリンを産卵セットに入れた時は、約3日エサを全く食べず、日中もずっと潜らずひたすら産卵木を齧ったり地上をウロウロしたりしていました。
カービィの時もそんな感じだったとは思うのですが、こんなに一切餌を食べなかったという記憶はなかったので少し心配になりました。
が、そういうものみたいです。ひとしきり作業を終えて落ち着くと、ものすごいペースで餌を食べていました。
そして食い溜めすると再びウロウロして産卵行動を始める、という繰り返しです。
産卵はどのぐらい続くのか?

カービィの時もそうでしたが、メスを産卵セットから出して通常環境に戻すと、昼夜問わず必死にケース内をウロウロする傾向があります。
ピグリンを産卵セットから出す時は、なかなか産卵木から離れようとしませんでした。
本能的に、産卵モードに入るとお気に入りの木に住みついてしばらくの間そこで卵を産み続けるのかもしれません。
産卵セットから出したばかりのピグリンは、現在まさに毎日必死にウロウロして、時に倒れたりして心配をかけますが、若さゆえに(ホームセンター出身で羽化時期などの詳細は分からないのですが、ツヤが若さを物語っているので)瞬時に起き上がってまたウロウロし始めます。
どのぐらいの期間卵を産み続けるのか?
カブトムシは一度交尾をすると死ぬまで卵を産み続けることができるらしいですが、オオクワガタのように越冬する種は流石に冬の間は卵を産むことはできないので、適当に切り上げて越冬準備に入るだろうと思われます。
また、一生の間で産める卵の数は決まっているとどこかで読んだ記憶があるので、その数に達したら産まなくなるのでしょうが、そこまで産ませてしまうと体力が尽きて死んでしまう心配があるので、1ヶ月程度で産卵セットから出しています。
それでも身体的にまだ卵を産みたい状態なので、しばらくウロウロして産卵環境を探し続けるのかもしれません。
カービィの場合
- 6月初旬 ペアリング
- 7月初旬 産卵セットから出す
- 7月末 幼虫割り出し
- 8月半ば頃まで日中も地上を徘徊
7〜8月ずっと、毎日のようにカービィが夕方の早い時間に出てきてケース内を徘徊したり、時には日中もずっとウロウロしているので、産卵で弱ったから死の前兆で地上に出ているのでは?と心配していました。
ただ、死の前兆と言うにはあまりにも普通に元気で、カブトムシが死の1〜3日前ぐらいに異様な暴れ方をする感じとはまた違っていました。
産卵セットに入れた時に産卵木の卵を産むのに良い場所を探す感じと全く同じ動きなので、卵を産みたいのに産めないから徘徊するのだと思われます。
ペアリングから2ヶ月半〜3ヶ月ほど経つとようやく落ち着き、いつものように餌皿の下や地中に潜って日中は出てこなくなりました。
餌の量もすごい
オオクワガタは割と少食なのですが、こうやって徘徊している期間のメスの食事量はカブトムシ並に多いです。
1〜2日でワイドゼリーを食い尽くします。
カービィの時は真夏で暑かったからだろう、と思っていたのですが、涼しくなってきた最近でも、ピグリンの食べる量は凄いです。
ただ、時期的に越冬する種は食い溜めをする季節なのか、体が小さくて餌の量が少なくて済むコクワガタの★マイですらいつもより早いペースで餌が減っています。
ピグリンとゴーレムはもちろんのこと、飼育2年目のメタナイトとカービィも無事に冬を越えて3年目を迎えて欲しいので、皆頑張って栄養のあるエサをたくさん食べ、この秋〜冬を乗り切って欲しいと切に願っています。