想定外

2020/10/06 [Tue] オオクワガタ

なんと全くの想定外に、突然オオクワ♀ピグリンが死んでしまいました。

10日ほど前に産卵セットから出して通常の環境に戻したところで、日中も地上に出てウロウロしていたものの、産卵する場所を探しているだけだろう、と思って全然気にしていませんでした。

リンク先の記事に書いているとおり、カービィはペアリングから2〜3ヶ月間なかなか落ち着かず、日中も地上に出てきてウロウロすることが多かったです。

が、ある時期から急に日中は全く出てこなくなり、いつものように夜だけ活動するサイクルに戻りました。
ピグリンも当然そうなるものだと思っていただけに、びっくりしています。

暴れも特になし

カブトムシは死の数日前に突然狂ったように猛スピードでケース内を歩き回ったり飛び回ったりすることがありますが、ピグリンにはそのような現象は見られませんでした。

昨日の日中はウロウロしていて、夜見ると潜っていていなかったので今朝も特に気にしておらず、いつの間に死んでいたのか分かりません。
我が家のクワガタたちの中では一番若く(多分)、まさか死ぬなんて想像もしていなかったからです。

ここ最近、急に朝晩の気温が下がってきたので、冬眠の準備をいつ頃からやろうかなぁ?と呑気に考えながら何気なくピグリンのケースを覗いて初めて動かなくなっているのに気付きました。

それでも単にじっとしているだけか、死んだフリだろう、と実際に触ってみるまで信じ難かったです。

仮死状態?

しかし、「クワガタ 仮死状態」とかで検索すると、仮死状態のクワガタが復活したというケースも多く見かけます。
触っても全く動かず、どう見ても死んでいるものが突然復活するようです。

それで復活した個体がその後無事に冬眠したり、新しく夏を迎えるのかどうかは謎ですが、ピグリンもしばらくこのまま様子を見ておこうかと思います。

ただ、気付けのためにアルコールを吹きかける方法を以前ネットで見かけたことがあったので試してみましたが、全く動きません。

夜間〜朝は確かに気温が低かったものの、日中は相変わらず27〜8℃はあって、他のクワガタ達は昨夜も元気いっぱいだったので、ピグリンの蘇生はあまり期待はできないかもしれません。

劣悪環境で育ったピグリン
万一生き返ったら困るので蓋付きクリアケースに。

ちなみに、小一の長男に帰宅後すぐピグリンの死を伝えると、開口一番
「まー、ピグリンは店で買った子やからな〜」
でした。

なんと言うか、さすが我が子(笑)

ピグリンはホームセンターで買ってきた子で、産地や羽化時期が分からないのですが、私が売られているのを発見してから、当初は買うつもりもなく1ヶ月以上ホームセンターにいたので、環境は良くなかったと思われます。

ものすごく狭いケースで、ほんの少しだけ敷いてあるハスクチップに潜ることもできず、お客さんがケースを雑に扱って振り回したり落としたりするようなこともあったかもしれません。

私が買った数日前からエサ交換も忘れられていて、ゼリーが空っぽになった状態が続いていて、あまりに不憫になって買ってしまったのでした。

もちろん一緒に買ったゴーレムも同じ条件です。
ピグリン蘇生を試みて振りかけたアルコールの臭いに反応したのか日中に地上に出てきてしまいましたが、ピグリンがこんな事態になってしまうと心配になります。

長生きさせるには

オオクワガタは3年以上長生きすることもあるようで、検索するといろいろ出てきますが、ブリーディングさせないのも長生きさせるコツのようです。

羽化時期が不明ながらゴーレムとピグリンはゼリーをすごくしっかり食べていて、昨年のメタナイトやカービィとは比べ物にならないぐらい大食いなのでペアリング時期も問題ないだろうと思っていたのですが、オオクワガタのペアリングに最適な時期は羽化から半年後程度らしいので、やや早かった可能性もあります。

また我が家には既にカービィとメタナイトの子たち、メカが14匹もいるので、ただでさえ劣悪環境で育ったゴーレムとピグリンは無理にペアリングさせなくても良かったのかも…とやや悔やまれますが、3日3晩エサも食べずに必死に産卵活動をしていたピグリンの姿を思うと、やっぱり種の本能を優先してやる方が良いのかなぁ、と思ったり。

つい先日ペアリングしなかったブッパが死んで同じようなことを考えたばかりですが、生き物を飼うと本当にいろいろと考えさせられるものです。

来週ぐらいにはピグリンが遺した産卵セットの割り出しをしてみようと思います。

※どうでも良い追記…。
VAN HALENと同じ日に死ぬなんて、ピグリンまさかファンだったのか?
分かるよその喪失感…😭

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