メタナイトも死す…
2021/07/16 [Fri] オオクワガタカービィちゃんが死んだ時に少し嫌な予感がしていたのですが、後を追うようにメタナイトも死んでしまいました…。
前の記事に書いたように、今月初めにマット交換をした際、普段温厚なメタナイトが珍しく怒ったのでした。
その数日後にカービィが死んだのですが、メタナイトは昨日か一昨日に死んだと思われるので、ちょうど1週間後ぐらいでしょうか。
またよりにもよって、こんな時に限ってホームセンターでメタナイトの好きなバイオゼリーが品切れしていたので、食べへんやろうなぁ、と思いながら初めて買ったホームセンター独自ブランドの消臭ゼリーを入れたところでした。
とは言え2日前にゼリーを替えた時に既にあまり元気がなく、その時に見た場所から動いていなかったので、ゼリーを食べることもなく死んだようでした。
マット交換後に同時期に死んでしまうなんて、古いマットだったから良くなかったんだろうか、などと後悔の念が押し寄せましたが、まぁ2匹ともちょうど羽化後3年ちょっとなので普通に寿命でしょう。
メタナイトは特にかわいくて思い入れがあったので、お気に入りの止まり木を洗いながら寂しい気分になりました。
最近、長男の夏休みの研究のために私がせっせと昆虫やら生態系やらの勉強をしているのですが、こんな風に昆虫をペットとして愛でるのは世界中でも本当に日本だけのようです。
もちろん趣味で飼う人は世界中にいますが、夏にホームセンターで普通にカブトクワガタが売り出され、多くの一般家庭で飼われ、何なら幼虫まで育ててしまう、なんてのは海外から見れば本当に奇妙に思えるようです。
こういう小さな生き物をかわいがるというのは、ずっと昔から日本人に根付いてきた気質なんでしょうね。
標本にするためにアルコール漬けにしている2匹を見れば庭で走ってるGと大差なく、冷静に考えれば気持ち悪いやないかい、とも思うのですが、それでもなぜかかわいいし、死ねば寂しくなってしまう。不思議です。
寂しいので、空いたケースに既に羽化して菌糸瓶の中にいる2匹の子供たちの一部を移そうと思っています。
こんなに増えてどうすんねん、と思っていましたが、みんな手元で大切に育ててやりたくなりました。泥沼(笑)