もう羽化

2021/05/19 [Wed] オオクワガタ カブトムシ

日中の気温が高くなったので、つい先日蛹たちが入ったボトルを大移動してクーラー環境=普段の生活スペースに移動したところなのですが。

普段の生活スペース=仕事場でもあるので、仕事している机の真後ろに幼虫・蛹・成虫たちのボトルやケースが置かれたラックがあります。

そして、コバエ対策洗濯ネットをしっかり2重にかぶせているはずなのに、本日なぜか部屋中に大量のコバエが飛び回っていました。
確認しても、洗濯ネットが破れているようなことはなさそうです。今までネット一重でも割としっかり防げていたのに…。

最初に持って来た時に、ややチャックの閉め具合が甘かったものがあり、そこから出たコバエがあっという間に増えてしまったのかもしれません。

コバエは光に反応するので、パソコンのモニター目がけて飛んでくるんですよね…。

叩いたり、コバエ取りをパソコンの近くに置いたり、電撃殺虫器を付けたりしながら誤魔化していましたが、全然仕事に集中できません。
もー限界!となり、早めに仕事を一旦切り上げ、幸い雨もやんで外気温がいつもより低めだったので、幼虫・蛹の入ったボトルと成虫のケースを全て外に出し、部屋中にキンチョールをしてやりました。

さすがにタマ(ザリガニ)だけは外に出せなかったので、後で水を替えてあげました。

ついでにチェックしてみたら

つい3日前に移動したばかりなので、そんなに変化もないだろう、と思いつつ、蛹化を記録していなかったものがいくつかあったので、コバエの状況を確認するついでに、ひとつひとつボトルをチェックしてみたところ…。

カブト♂が2匹(デワ35と47)、オオクワガタ♀(メカ15)が1匹羽化していました。
ボトルの側面に脱いだ殻のようなものがくっついていて、羽化したのか?と思われるもの(デワ4♀)もいました。

まだ5月半ばやで?早すぎちゃうか?
今年は例年に比べて梅雨入りも早いので、早々に羽化してしまったんですね。

デワ35も47も角の部分に脱げきれていない殻が残っていましたが、47はモソモソと動いていました。
35の方は全く身動きしなかったので羽化直後だったのかもしれません。

オオクワのメカ15も動いていましたが、羽のあたりが少しだけ白く、やはり羽化したばかりなのかもしれません。

こんなデリケートな時期に移動しまくるだけでも心配なのに、まだうっすらキンチョールの匂いが残った部屋に戻すのはあまりにも危険だと思われるので、今晩一晩だけ外(直射日光の当たらない屋根の下)に置いておくことにしました。

雨上がりでちょうど気持ちのいいぐらいの気温になっていて、風通しも良く、甲虫たちにとって快適な環境だろうとは思うのですが、野良猫にボトルを倒されたりしないだろうか、と心配です。
とは言え、気温さえ問題なければ外にいるのがやはり一番なんでしょうが。

子供の頃に住んでいた所は夕方に普通にカブトムシやクワガタが飛んでくるような環境で、その気温やら空気が記憶に残っているので、どうにか我が家の甲虫たちにあんな感じの環境を作ってやれないものか?といつも考えるのですが、都会ではなかなか難しいものです。

それはともかく、今週辺りから一斉に羽化が進みそうなので、ゼリーやら何やら準備しなければ。
羽化後、内臓などが完成して本格的に活動し始めるまでには1週間〜10日ぐらいかかるようですが(カブトムシの場合。オオクワガタは出てくるまで2〜3ヶ月かかることもあるそう)側面に蛹室が見えないものもたくさんあり、他にも既に羽化しているものがいるかもしれません。

予想以上に早い展開、ちょっと焦りますが、あわよくばカマキリ先生言うところの「クロワッサン」みたいな羽化の瞬間が見られたらいいのになぁ、と思っております。

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