越冬後のマット交換

2021/05/07 [Fri] オオクワガタ

4月末時点で既にすべてのオオクワガタ達が冬眠から目覚めたのを確認したため、ゴールデンウィーク中にマット交換をしました。
メタナイト・カービィ・ゴーレムの3匹です。

3月末に早々に冬眠から目覚めたコクワの★マイとヒラタのクラはコバエシャッター タイニーに移したのですが、★マイは特に今までと変わらずマイペースに過ごしている一方、クラは狭いのが気に入らないのか毎晩フタの部分をガリガリやっています。
やっぱりタイニーは小さすぎたかも。せめてミニぐらいが良かったかもしれません。

メタナイトとカービィは3年目、ゴーレムは2年目なので、急に慣れない狭い環境に移すのも気の毒かと思い、例年通りメタナイトとカービィはコバシャ中を仕切りで分けたもの、ゴーレムはコバシャ小に移しました。

お気に入りの木

メタナイトお気に入りの木。だいぶボロボロ。

以前にも書いたことがありますが、メタナイトは特に、うちに来た頃からずっとお気に入りの木があって、ケースを移す時にも頑なにその木から離れようとしません。

とは言え半年ほど放置した状態だと、どうしてもダニなどが湧いてしまうので洗って消毒してやらなければなりません。

いつもざっと水洗いしてから熱湯消毒し、天日干しするのですが、メタナイトの場合はその天日干しの間が待ちきれないので熱湯消毒したものを改めて水で流し、よく拭いてから返してあげます。

生乾きのまま入れるのも抵抗はあるのですが、この木がないと、仮に他の木を入れてあっても潜ることなく、いつまでも地上に呆然と立ち尽くしているので、気の毒になって根負けしてしまうのです(笑)

安心毛布?

そして今回、冒頭の写真のゴーレムもマット交換後いつまでも地上にいるので、昨年から使っていた外国産の甲虫用の大きい餌皿(間違って買った)をすぐに消毒し、逆さまにして入れてやると、やはりすぐにそこに潜っていきました。

メス(カービィ)はそんなことなく、早々に土に潜っていくのですが、オスは安心毛布的なものが必要なんだなぁ、と我が息子を見るかのように可愛く思えてしまいました(笑)

二匹とも、特に餌皿を逆さまにした空間に隠れるのが好きで、餌を入れてある方の餌皿をひっくり返してそこに潜っていることもあります。
クワガタは自然では木の隙間などに隠れていると思われるので、木に囲まれた空間が落ち着くのでしょうね。

土の中に空間を作った岩ピクミン

一方、2月末に羽化を確認した岩ピクミン、ケースに移した直後にゼリーを舐めた跡があったような気がして「もう後食が始まってるのか!?」と驚いたのですが、流石にそれはなかったようで、ずっと土に潜ったままです。

記事でも書いたように、てっきり死んでいると思って予定外に掘り出してしまったので、本当はもう少し蛹室の中にいたかったのだろうと思うのですが、写真のように自らマット内に蛹室のような空間を作っているので感心しました。

羽化後のオオクワガタは人的に掘り出さない限り2〜3ヶ月は蛹室内で過ごすそうで、羽化から1ヶ月未満だとまだ身体が完成していなくて未熟なのだそうです。

岩ピクミンはいつ羽化したのか分かりませんが、見た感じはしっかりときれいな黒色でした。
後食がいつ頃始まるか分かりませんが、メタナイトもカービィも羽化後1年目はかなり少食だったので、今年はノンビリと過ごして欲しいと思います。

これから新しく生まれてくるメカとゴピ達も今年はゆっくり過ごさせて、元気に越冬したものをペアリングするつもりです。

なので、今年のペアリング予定はカブトと、(無事に羽化したら)トクノシマノコギリクワガタ。
予定外にまた飼ってもうた!があるかもしれませんが…(笑)

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