コバエとの戦い 〜マット加熱〜

2020/11/16 [Mon] カブト幼虫

もう冬が近付いてきましたが、コバエとの戦いはまだ続いています。
コバエってけっこう寒さに強いんですね…

前回のマット交換でやったこと
  • マットを冷凍した
  • ボトル・ケースを洗濯ネットに入れた

詳細はこちら

数週間後、ボトル内やネット内にはコバエが湧いており、マットの冷凍は全く効果ナシだったと分かりました。

洗濯ネットに入れたおかげで部屋の中にコバエが出てくることはなくなり、とても快適にはなったのですが、幼虫の様子見や水分補給のためにネットを開けばコバエが出てきてしまいます。

脱出を少しでも防ぐために、ネット内にコバエ取りを入れておく必要があります。

ネット内でトラップにかかってくれるので、外に飛び出すコバエの数は格段に減りましたが、根絶は難しいようです…

マットの種類を変えた場合

カブトムシではなく、オオクワガタの初令幼虫に関して、熟度の低いクワガタ用のマットをプリンカップに詰めて使ってみたところ、コバエ発生数は少なかったものの、それでも僅かに発生していました。

そのため結局こちらも洗濯ネット内にコバエ取りを設置しておく必要があります。

マット加熱

さて、そこで今回はマット加熱をしてみることにしました。
電子レンジ加熱は流石に結末が予想されて実施する気が起きないので、今回試してみた or やってみようかと検討中の方法は以下。

  • ヒートガンで加熱
  • 洗濯機の静止乾燥で温め
  • 蒸し器で蒸す

ヒートガンは、ちょっと熱めのドライヤーという感じのものです。

ドライヤーも割と高温の風が出るらしいのでドライヤーを使っても良いと思うのですが、何せ割と最近ちょっといいやつに買い替えたところで…😅

また、実際に使ってみるとヒートガンの方が確実に風の温度は高いです。
600℃とか書いてあるので火傷するのではとビビりますが、600℃の風が直接出てくるわけではないので割と気軽に使うことができます。

ヒートガンで温めてみた

ヒートガンは一箇所にじっと風を当てて、塗装を剥がしたり曲げ加工をしたりするのに使うものなので、今回のようにマットを全体的に温めるのにはあまり向いていません。

20分以上使う場合は10分休ませるよう推奨されているため(それ以上使い続けるとすぐ壊れるらしい)大量のマットを温めるのは絶対に無理です。

というわけで、新しい10Lのマットを大きめの容器に広げ、ヒートガンの風を当てながら撹拌してみました。

私が使っているのはきのこマットですが、このマットは開封時いつも少し湿っていて、堆肥のような臭いがします。

普通に撹拌すると水分があるのでしっとりした感じのまま、臭いも数日置かないと消えませんが、加熱しながら10分ほど撹拌していくと、少し焦げるような臭いがした後、土は乾燥してサラサラになり堆肥のような臭いも消えました

ただ、これまでの経験上

  • マットが乾いていてもコバエは湧く
  • 乾いたマットに水分を足すと再発酵してまた臭う

という事態になるので、この程度の温めだと大して効果がないのでは、と予想されます。

洗濯機で温めてみた

これも実行するかどうか迷いました…。洗濯機も買い替えたばかりなので…。

ハラハラしつつ、少量のマットを「うんちが臭わない袋」を3重ぐらいにして入れてしっかり結び、静止乾燥で運転してみました。

余談ながら、この袋なかなかのスグレモノでして、割とお高いながらも十分その価値がある商品だと思います。
赤ちゃんのオムツ用の方がなぜか少し高いので私はオムツにもペット用を使っていますが、その他生ゴミなどを捨てる時にも活用しています。

で、この袋のおかげなのかどうか分かりませんが、幸いなことに洗濯機は全く臭わず無事でした!
それでも念のため、後で桶洗浄しましたが…

ただ、静止乾燥だと温度が低めなのか、もしくは量が少なかったからなのか、乾燥が終わった袋を持ってみてもイマイチ温かくなっていませんでした。
この程度だと、あまり効果は期待できそうにありません。

ならば、蒸すのはどうか

だからと言って、電子レンジはやりたくありません。
とんでもない悪臭、下手すれば煙が出て火災報知器が鳴る…といった事態も予想されるため、気軽にやるべきではないと思います。

それならば、この作業専用に安い蒸し器を買ってきて、洗濯機の時と同様に袋に詰めて蒸したらどうでしょうか??

少し調べたところ、蒸し器そのものを安く買うのはなかなか難しそうなので、100均などで安い鍋と網を買ってきたらそれで十分かと思います。

これは近日中に実施してみようと思っているので、また経過報告をしようと思います。

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