土ふるい
2020/09/20 [Sun] カブト幼虫先日、大量のカブト幼虫たちのマット交換をしましたが、糞だらけとは言えマットも少しは残っているのでもったいないと思って捨てずに残してありました。
それ以前に量も多く重いので、このままゴミの日に出しても持って行ってくれないのでは、という懸念もありました。
ふるいにかける
今までにも何度かマットをふるいにかける作業はしていましたが、最初は食品用のザルを使っていたので大変すぎて途中で諦めたりしていました。そりゃそうだ。
ガーデニング用の土ふるいを購入したら俄然作業が楽になりました。

最初に何となく買ったのがリンクを貼っている、プラスチック製で目の大きさが変えられるもの。
初めて使った時には、小さい方の4mmの目でも糞がほとんど通り抜けてしまって、意味ないやんけ!無駄な買い物をしてしまった!と思っていましたが、3令になると糞も大きいので十分使えることが分かりました。
とは言え、これだけだと小さい糞はやはり通り抜けてしまうので結局後でもう少し目の細かいステンレス製の土ふるいを買い直しました。
目の大きさが違うものを付け替えできるので最初からこれだけで良かったやん、と思いましたが、前述のものはサイズも大きめなので1回目にザッとふるうのには楽で作業も早いです。
二つあればあったで使えるからまぁ良いか、と前向きに考えることにします。
死んでなかった‼︎
黙々と作業を続けること数十分、1回目のふるい作業をしながら、土が固まっている箇所を見ては「これが溶けてしまった幼虫の残骸だろうか?」などと考えていました。
先日のマット交換作業の時に全く姿が見当たらず、死んで溶けてしまったと思われるデワ33のことです。
が、1回目のふるいもそろそろ終わりかけの時、何とフツーーに生きている幼虫を発見したのでした。
間違いなくデワ33です😱
そう、溶けてしまったわけでも何でもなく、既に外が暗い中でライトを当てながら作業していたこともあり、完全に見落としていたのでした。
3〜4日外で放置されていましたが、幸い直射日光は当たらない場所で、ここ最近気温も下がってきていたので無事に生き延びることができたようです。
数週間前の猛暑の時や、大雨の時だったら確実に死んでいたと思われます。
やはり暗い中で作業するのは良くないなぁ、と反省しつつ、このまま捨てなくて良かった…とホッとしました。
ふるい完了
写真はふるい2回完了後のマットです。
目が細かい高級マットのような、きれいなマットが10リットルぐらい残りました。大変ですが達成感があります。
糞も10リットルぐらいあったので、約半分ぐらい再利用できそう、ということです。
栄養価が落ちていたりするのかもしれませんが、新しいマットと混ぜて使えば問題ないのでは?と考えています。
ちなみに、死んだ幼虫がいたマットは病気などが蔓延している可能性もあるので全て廃棄します。
飼育ケースからボトルへ
土ふるいをするついでに、飼育ケースに残された幼虫たちを個別にボトルに移すことにしました。
実験的に数匹を飼育ケースで育ててみようかと思っていたのですが、あまりにもコバエが酷い(コバエシャッターを使っていたがフィルターを付けてなかった)ので、コバエ取りシートと電撃殺虫器である程度退治してから作業実行です。
元気に育っていた
1匹が地上に出ており、他の幼虫たちも浅いところにいましたが、ケースに残っていた4匹、全てかなり立派に大きく成長していました。
浅いところにいたのは底の方がほぼ全て糞で埋め尽くされていたからで、後から注ぎ足したマットを食べに上の方に来ていたのでした。
これで全てのカブト幼虫が個別にボトルに移動したことになります。
正確にカウントすると、今回移動したケースの幼虫はデワ38〜41。後で生まれた卵の幼虫たちを便宜上45〜52としていましたが、正しくは全部で49匹いたことが分かりました。
現時点で死んでしまったのが13、25、37の3匹なので、46匹残っていることになります。
コガネムシの幼虫発見
デワ37の死は本日確認しました。
ずっと瀕死状態でしたが、様子を見ると背中の辺りに透けて見える心臓(正確には心臓ではなく、背脈管というそうです)が動いていて、こんな状態でもしっかり生きてるのか!と驚かされました。
一方、4日ほど前に死を確認したデワ25は既に溶けかかっていました。
勘違いで死んで溶けてしまったと思われていたデワ33は無事でしたが、幼虫が死ぬと早々に溶けるというのは間違いではなかったことが分かりました。
死んだデワ25と37、前の記事に書いたオオクワガタ幼虫のピクミン1を庭に埋めるために穴を掘っていたら、コガネムシの幼虫を発見しました。
庭にコガネムシが大量発生しているので以前から幼虫もよく見かけていましたが、こんなに小さい幼虫を見付けたのは初めてでした。
改めて見ても、やはり本当にカブトやクワガタの幼虫にそっくりです。心持ち身体が細いような気がする程度でしょうか。
カブトクワガタを飼う以前は、庭に植えた野菜などをことごとく食い荒らされ、にっくきコガネムシ‼︎と思っていましたが、子供たちが甲虫好きになってコガネムシやカナブンを喜んで観察している姿を見ると、以前ほど憎らしくは思わなくなりました。
もう数年前から庭に野菜を植えることは諦めたので、また幼虫を見かけることがあればカブトやクワガタとの違いをじっくり観察してみようかと思います。