黒点病

2021/03/14 [Sun] カブト幼虫

カブト幼虫たちの春の土替え第二弾をしました。

1週間前、3月5日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」という時期で、冬眠していた虫などが目覚めて活動し始める時期、という意味です。

私個人的な趣味で四柱推命を研究してるので、その中でこの二十四節気についても調べていたのですが、この意味を知って「あー、なるほど、この時期に幼虫の土替えをし始めたら良いのかー」と変に納得してしまいました。

白っぽい線のようなものは全てコバエの幼虫

暖かくなり始めた頃からコバエの活動も活発になり、コバエ取りシートがえらいことになっていました。

しかし洗濯ネットの効果は素晴らしく、外に出ているのは数匹、そして外にもコバエシートを設置してあるので部屋にはコバエは全然見当たりません。

洗濯ネット、絶大な効果を誇るコバエ対策グッズです。100均で売ってるフリース用の大きいやつが便利です。

以前にも書いた通り、新しく移すボトルはきれいに洗って乾かし、土もボトルに入れてから室温で慣らし、そしてまだ交換していないボトルのコバエが混入してしまわないよう、交換済みのボトルは洗濯ネットを二重に被せました。

黒点病にかかった個体が二匹

今回はカブト13匹+マット飼育のオオクワガタ3匹のマットを交換しましたが、そのうちカブト3匹が死んでいました。

状態から見るに、恐らく冬の間に死んでしまったようでした。
地上には出ておらず、全て土の中で死んでいました

そしてそれとは別に、体重も順調に増えていて、見た目は元気いっぱいの2匹が黒点病にかかっているのを発見したのです…。

デワ26と49で、それぞれ22gと35g。越冬前からどちらも1gずつ増えていました。

特にデワ49は昨年秋に1ヶ月で急に10g近く増えて、他の個体と取り違えたのか?と疑ったほどです。

デワ49は劣悪環境で生まれて卵から孵化させたグループの1匹ですが(概要はこちら)、多頭飼育でなかったためか、むしろこのグループの個体たちが一番元気で大きく育っています。

見た目もハリ・ツヤがあって元気そうなので、そのデワ49が黒点病にかかってしまったのは軽くショックでした。

が、ネットで調べていると、黒点病にかかっても問題なく羽化した、というケースも多くあるようなので、あまり気にしなくても良いのかもしれません。

というか、気にしたところでどうにもしようがありません。
元々ボトルに1匹ずつ入れて育てているので感染の心配もありませんし。

ゴミ袋が重くていつも申し訳ないのでこんなのを付けてみたけど、これでむしろ回収されずに置いていかれたらどうしよう…

土もコバエが大量発生してしまったので再利用はできません。

越冬した土はかなり状態も悪く、流石に前述のようなコバエの幼虫が蠢くマットをふるいにかけて熱処理して…という作業をする気は起きません。

それにしても、カブト幼虫、とうとう約半数まで減ってしまいました。

当初割り出しをした時に約50匹くらいいて、これ全部羽化したらどうすんねん!と心配しましたが、現状残ってるのが27匹。

体重が減ってしまっているものや、小さすぎる個体もいるので、この中で無事に羽化できるのは更に少ないかもしれません。

個別にボトルに移す時期が遅かった(ほぼ全て3令になるまで狭い飼育ケースで多頭飼育していた)ことが一番の原因だと思います。

成虫が大量にいても困るのですが、これを教訓にして今年は気を付けて育てよう、とか思ってしまうのでカブクワ飼育って沼にハマるんでしょうね(笑)

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