リオ
2021/08/28 [Sat] カブト幼虫本業が忙しすぎてしばらく更新が滞っておりました。
カブトムシ達は19匹羽化したうち7匹が死んでしまい、残っている子達もだいぶ弱ってきたのが分かるようになりましたが、メス達は元気です。
死んだ7匹のうちメスは出産したオズ1匹のみで、同じく出産したゴアはまだまだ元気、他4匹のメスも皆元気です。出産しなければメスは長生きなのですね。
採卵した卵のその後
さて、6月末から採卵してプリンカップに入れて放置してあった卵たち、第一陣のカップが入っている洗濯ネット内にコバエが発生し始めて、一部が外に出て部屋内を飛び回って鬱陶しいので割り出してみました。
羽化した中で一番小さい♂リーピと♀オズの子たち「リオ」です。
結果、6月末〜7月4日までに採卵した16個中、幼虫がいたのは約半分の7匹でした。
ちなみにそのうちの1個はプラピルーンとカイタクが喧嘩して衝動で産み落とした無精卵なので、やはり孵化はしていませんでした。ちょっと残念。
また1匹死んでいるのも確認しました。採卵して他の個体と完全に分けてもやっぱり数匹は死ぬのだなぁ、と痛感。
コバエ対策
ちなみに幼虫が死んでいるとコバエが発生する率が高くなる気がします。
勝手な想像で何の根拠もないのですが、
幼虫が死ぬ → 死骸を分解するために微生物が増える → 土壌が活性化 → 土中に潜んでいたコバエの卵が孵化
という感じかなぁ、とイメージしているのですが…
第一陣の幼虫が入っていたマットは黒いポリ袋に入れて日光に当ててしっかり熱処理していたものの、古かったのでどこかからコバエが侵入した可能性は大いにあります。
今年は新しく飼ったマットは腐葉土のものにしてみました。
昨年は菌床マットを使っていたのですが、このマットでオオクワガタは菌糸瓶と変わらない大きさまで成長して立派に羽化した一方、カブトムシの死亡率はかなり高かったからです。
菌糸はカブトムシの幼虫にあまり害はないと言われているようですが、青カビなどに弱いことを考えると、構造が似ている菌糸もあまり快適ではないのでは?と考えたからです。
※菌床マットにはよく菌糸が発生するので
また、菌糸瓶にはコバエが発生しないのに、菌床マットとなるとコバエがかなり好むようです。これも謎ですが、コバエはキノコの匂いを嫌うという説も見かけました。
そのためマット上に少し菌床ブロック(カワラが良いらしい)を乗せておくとコバエ予防になるのだとか。早速試してみたので効果の程はまた後日。
菌床マットと比べて腐葉土マットでの幼虫の成長や死亡率、コバエの発生状況などもよく観察していきたいと思っています。
今年はメスを産卵セットに入れていた期間も短く、2週間程度で早々に切り上げたので、2ペア(リーピとオズ、シャガルとゴア)合わせて昨年と同じぐらいか、それよりも少ない数ではないかと予想しています。
今年もまた幼虫ライフ、満喫したいと思います(笑)