羽化不全

2020/07/08 [Wed] カブト幼虫

カブトムシメス

ワドルディ羽化!

6月末

夜、デデデとワドルディのペットボトルからカリカリいうような音が聞こえた気がしましたが、蛹室がよく見えないので状況が分からずそのままそっとしておきました。

そして翌朝見たら、ワドルディの方に明らかに成虫の黒っぽい背中が見える!
はっきりと見えないのでオスかメスかも分からないけれど、大きさからするとメスっぽい?

羽化しても一週間ぐらいは内臓が完成していなくて出てこないらしいので、自力で出てくるまではそのまま放置しておかないといけないそうです。

とりあえずいつ出てきても良いよう、ワドルディとデデデ両方の地上にゼリーを置いておきました。楽しみ!

7月初旬

ついにワドルディが地上に出てきました!
急いでコバエシャッターをセッティングして午後に引越し作業。

朝に餌を食べた跡を確認しただけだったので性別不明でしたが、慎重に少しずつ掘り進めていくと緑っぽく輝くメスの姿が。
そういえばカブトムシのメスをちゃんと見るのは初めてかもしれません。

クワガタよりも体毛が濃いのか、真っ黒でなくていろんな色に見えます。口先の部分も少し尖っていてクワガタのメスとは全然違うのですね。

すぐに潜って逃げようとするのはカービィと同じで取り出すのに苦労しましたが、何とかケースに移動完了。その日の晩からよくゼリーを食べていました。

一方デデデは

しかしデデデの方はまだ全く出てくる気配もないし、羽化しているのかどうかも不明。羽化不全、もしくはそれ以前に蛹になるのを失敗して死んでしまってるのでは、と心配で毎日光を当てて確認しています。

そっとしておいた方が良いのだろうけど気になって仕方がありません。

ワンダリングしなくなるまで、デデデの方が2〜3日遅くて、地中に潜ってからも数日間動き回っていた記憶があるので、ワドルディよりも羽化が1週間ぐらい遅かったとしてもおかしくはないはず。

とすると、もう数日待ってやる必要があるので、ひたすら辛抱するしかありません。
その翌週ぐらいまで音沙汰なしだったら掘り起こすしかないでしょう…。

死んでしまったデデデ

7月7日

週末まで我慢しようと思っていましたが、デデデの出てくるのがあまりに遅すぎるので待ちきれずに掘り起こしてみました。

予想はしていたけれど、やっぱり蛹化不全で死んでしまっていました…。

ただ、意外にもすごくきれいな蛹室が作られていて、蛹室作りの段階で力尽きた訳ではなさそうでした。
ほとんど溶けてしまっていて分かりませんでしたが、恐らく前蛹から蛹になる段階で失敗してしまった模様です。

取り出してみると腐りかけていて?よく分からなかったのですが、ツノっぽいものがあってオスだったようです。

前蛹から蛹になる時に体が一度溶けるらしいですが、もしかするとその段階で失敗したのだろうか?という感じもしました。
ちょうど前蛹と蛹の中間のような感じの形・色でした。

ピントが合ってなくて分かりにくいですが、デデデが作った蛹室。しっかりしていて大きく、本当に立派でした。

デデデは元々よく地上に出てきていたので病気だったのか、蛹になる直前にマットを替えたりして触りすぎたのが良くなかったのか、気温が高かった(25度前後だったが、日中28度くらいの時もあった)のか、要因はいろいろ考えられます。

ただプロでも1〜2割くらいの幼虫が羽化できずに死んでしまうことがあるそうなので、仕方がないかなぁ、という気も。

長男はデデデが死んでしまったことを本当に悲しんでいて絵をたくさん描いていましたが、これも大切な命の教育だなぁ、と痛感しました。

奇しくも七夕の夜、天国で元気に飛び回ってね!

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