コバエとの戦い 〜序章〜
2020/10/08 [Thu] カブト幼虫
キノコバエとの戦い
カブト幼虫46匹のボトルにコバエが大量発生してしまい、ここ最近部屋がエライことになっています。
成虫のケースはほとんどコバエシャッター+ハエ取り紙(ハエとりジャングル)を付けてあるので外に出るのをある程度防ぐことができていますが(※エサ交換の時にはどうしても出てしまう)、幼虫のPPケースは蓋の横の通気孔から出てしまうようです。
100均のボトル上部に自分で穴を開けている方はコバエが出にくいらしく、マット上に大量のコバエが徘徊しています。
発生しているコバエの大半はキノコバエです。
キノコバエのエサは土に含まれる有機物(Wikipedia参照)で、ショウジョウバエのように人間の食べ物をエサとするコバエではないので食事に混入するようなことはあまりないですが、部屋中至る所で飛び回っていると不快であることには違いありません。
また、キノコバエにマット内の栄養を食い尽くされることもあるらしく、それは幼虫にとって決してよろしくありません。
対策いろいろ
電撃殺虫器
そこで昨年買ってあまり使わなかった電撃殺虫器も、今年は大活躍しています。
昼間だと明るくてあまり効果はありませんが、夜間に点けておくと時々「バチッ」とコバエが感電した音が聞こえます。
虫受けの皿を見るとあまり取れていないように見えるのですが、ほとんどのコバエが電気の流れているコイル部分にくっついているので、それを付属のブラシで落とすと、けっこうな量を退治できていることが分かります。
高圧電流の扱いが怖いのと、蛍光灯と点灯管の交換が面倒そうではありますが、コバエ対策に十分使える品だということは分かりました。
ハエ取り紙
また、上にも書いたハエとりジャングルのようなハエ取り紙は、そこらへんに置いておくと相当たくさん取れています。
ハエとりジャングルはネットでなかなか買いにくい(送料などが高い)こともあり、主に屋外で使用する大きなハエ取り紙も買って、部屋中に設置してみました。
ネットがあって手にくっつかないのが良いです。
設置しているそばからどんどん捕獲していました。期待大。
マット・ボトル自体に対策をする必要あり?
マット交換前に
しかしそもそも大半のコバエはマットから発生しているようなので、事前にマットを冷凍してコバエの卵を根絶する(?)方法を試してみようと思っています。
が、いろいろと準備するまでの間もコバエが飛びまくっていて我慢の限界なので、雨が降っている本日、マットの水分補給を兼ねてボトルの蓋を開けた状態で全て外に出してやりました。
外気温がだいぶ低くなってきたので急な温度変化がやや心配ではありますが、マット上の大量のコバエを見れば悠長なことも言ってられません。
外に出していたのはマットが水浸しにならない3〜40分程度で、その後ボトルを拭いたり、フィルターに残ったコバエ退治の方にけっこうな時間を取られてしまいました。
マット表面にいたコバエはほとんどいなくなったので、一応目標は達成です。
PPボトルのフィルター部分にハエがたまる
ボトルを外に出して後片付けをしていた折、一緒に外に出してあった蓋の隙間にコバエが溜まっているのに気付きました。
マット表面にいたコバエは雨でほとんど逃げて行きましたが、蓋の中には水が入らないので効果ゼロです。
ひとまず蓋ごとバケツの水に浸し、その後蓋を分解してすすいで拭いてから組み立て直す、という面倒な作業もする羽目になりました。
蓋の開け方
写真のように、PPボトルの蓋は丸い穴が空いているところにペンなどを刺して押せば簡単に分解できるのですが、同じく月夜野きのこ園で購入したクリアボトルの方は穴が小さくて押し出すことができません。
フィルターもスポンジのようなもので分厚く、水に漬けた後で放っておくとカビが生えそうです。
通常のPPボトルの蓋に比べるとコバエ混入率は低いようでしたが、それでもゼロではありません。
フィルターが入っている隙間部分にカッターと鉄定規を差し込んで何とか開けることができましたが、近頃LOGAN気味の私にはなかなか辛い作業で…。
コバエ対策も含め、この蓋はどうにか改善して欲しいものです。
戦いはまだ始まったばかり…
取り急ぎの対策は済ませ、次は新しいマットに冷凍処理を施してからマット交換する予定です。
既にいろいろと実行中ですが、詳しくはまた次の記事で。