喧嘩?と脱走

2021/06/25 [Fri] カブトムシ

我が家のカブトムシ、6月半ば時点で全て羽化しました。

幼虫49匹 → 昨年〜春までに22匹死んで27匹 → 黒点病などで蛹化できなかったもの3匹+羽化不全5匹で、最終的に羽化したのは19匹だけでした。

半分以下…。なかなか難しいものですね…。
羽化日不明のものも多いですが、飼育記録の表にも反映してあります。

なぜかオスが多く、♂13匹・♀6匹です。

羽化した個体の幼虫時代の最終体重の平均値を計算してみたところ、♂は平均33g、♀は22gでした。
一番小さいメス(オズ / 幼虫時代19g)でも、標本と比べてみると親のワドルディより一回り以上大きいです。

一昨年はあまりマット交換をしなかったので、やはり栄養不足だったのでしょう。
今年はマット交換は比較的よくしたものの水分補給などの管理がずさんだったので、その割にはよく育ってくれたものだと思います。

脱走したウーコン → 改オズ

羽化数は少なかったものの、幸い羽化した子たちはどれも良い状態です。
唯一羽パカとなってしまったキロギーもまだ元気に過ごしています。

皆元気で、とにかくよく食べます。
特にメスが皆大食いで、一晩どころか替えて数時間でゼリーを食べ尽くします。

これは脱走した「オズ」ではなく「カイタク」

たった6匹しかいないメスですが、全員めちゃくちゃたくましく、ある朝エサを替えようとケースを見たら、表題のウーコンことオズ(改名された)のフタが開いていなくなっていました。

コバシャタイニーで狭く、ケースの閉まりがやや甘かったせいで押し開けてしまったようです。
あー、これは数日見付からへんかなぁ、と諦めつつ、何気なくテーブル上に放ったらかしになっている子供のオモチャをどかしたところ、その下にいました(笑)

気付いてから発見まで5分程度。早かったです。

ちなみに名前を改名した翌日でした(笑)
ウーコンが一番小さいメスだから、一番小さいオスのリーピと結婚させようか、幼虫の名前は頭文字を取って「リウ」か「ウリ」で、どっちにしても変やなぁ、という話になり。
長男が今ハマっているモンスターハンターに因んで「リオ(レウス or レイア)」にしたいということで、いろいろ検討した末に「オズ」になったというわけです。

昨日変な名前とか言いまくったから怒ったんやで、と言うと
「そんな訳ないやん」
と長男にサラッと返されました(笑)

常に喧嘩しているメスたち

冒頭に貼ったのと同じ写真です。
プラピルーンカイタク。分かりにくい写真ですが、毎日、常に仕切り越しに喧嘩しています。

大きめのメスはコバシャタイニーだとガリガリうるさいのでクリアスライダーに移したところ、この二匹はゼリーを食べている時以外は常にこの状態です。

仕切りを倒してしまったこともあり、朝見ると同じエリアに2匹いたので、もういっそのこと2匹一緒に入れてもいいか、と仕切りを取ってゼリー(同じ種類)を多めに入れてみたところ…。

5分も経たないうちに、なぜか同じゼリーを2匹で取り合いして、また大喧嘩でした。
よほど相性が悪いようです。

この2匹は特に大食いなので、ゼリーを食べ終わると互いに喧嘩を売りに行きます。
相手のところにゼリーがあると思っているのかもしれません。

近いうちにどちらかをペアリングさせようかと思っているので、戦いも終わるでしょうか。
他のメスに変えたらどうなるか、見ものです。

ケースの話

ちなみに今年から初めてクリアスライダーを導入したのですが、正直仕切りがあると使いにくいです。

仕切りを入れる溝があるのですが7:3ぐらいの幅なので、今回のように同じぐらいの大きさのものを入れる場合、溝を無視して入れる形になります。
それでも特に問題なく入るのですが、仕切りがあるせいでフタの開閉がしにくくなります。
ちなみに溝のある場所に仕切りを入れていても同じです。

また、写真のようにカブトだと簡単に登ってしまうので、開ける時にいつも跗節が挟まってちぎれてしまわないか気を遣います。

上からもよく見えて良いのですが、コクワやスジクワガタなど、おとなしくて小さめの虫に最適だと思います。
大きめのケースを置く余裕があるならクリアスライダーラージの方が良いのでしょうね。

カブトのオス達とオオクワ達はコバシャ中を2〜3つに仕切ったものか、コバシャ小を2つに仕切ったものに入れているのですが、こちらの方が飛ぶスペースもあって快適なようです。

メカとゴピ(オオクワガタ)達は既に羽化しているものもいますが、後食はまだ先だと思われるので菌糸瓶に入ったままです。
出てきたらまたどうするか…。要検討です。

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